2026/03/25 17:30
パール・ジャムのフロントマンであるボーカリスト/ソングライターのエディ・ヴェダーによる初のソロ来日公演が4月に開催されることを記念して、バンドの初期代表曲「Jeremy」「Even Flow」「Daughter」の日本語字幕付きMVがパール・ジャムの公式YouTubeチャンネルで公開となった。
人間の実存への洞察と鋭い社会批評性を両立させ、ときに現実の事件をモチーフとするドキュメント性をも備えたエディ・ヴェダーによる歌詞は90年代の音楽シーンに衝撃をもたらし、以降のロックのリリシズムに多大な影響を与えたことで知られる。
今回日本語字幕付きMVが公開された楽曲のうち「Jeremy」「Even Flow」の2曲は、全米のみで1,300万枚超えという破格のセールスを記録した1991年のデビュー・アルバム『テン』に収録されている。ニルヴァーナ『ネヴァーマインド』と並んでグランジ・ムーヴメントを象徴する歴史的名盤と評されるこのアルバムのなかでも、ハイライトとなる名曲たちだ。
「Jeremy」はアメリカの学校の教室で起きた実在の事件を着想源に、児童の孤立とそれに対して無関心な社会環境を劇的に抉り出した1曲で、ジャーナリスティックとすら言えるその詞世界を見事に映像化したマーク・ぺリントン監督によるMVは、【1993 MTV Video Music Awards】の4部門で受賞するなど、時代を代表する映像作品として高く評価されている。
70年代のハードロック/ファンクから強力なグルーヴを導入した「Even Flow」は、路上生活者の視点から社会の無関心を問いかける1曲。一見淡々とした描写からにじみ出る切迫感が激しいバンド・サウンドと共振し、強烈なロック・チューンに結実している。
1993年のアルバム『Vs.』に収録された「ドーター」は米ビルボードの“Album Rock Tracks / Modern Rock Tracks”で1位を獲得し、バンドの社会的メッセージを広く知らしめたヒット曲。アコースティック・ギター中心のフォーキーなアンサンブルにオルタナティブ・ロックのダイナミズムを融合させ、独特の緊張感あるサウンドを編み出した。歌詞では、学習にハードルを抱えた少女とその母親の描写を通じて、親子関係の葛藤や家庭内の不可視の抑圧といったテーマに踏み込んでいる。
パール・ジャムの日本語字幕付きMVの公開は今回が第1弾で、第2弾も近日公開予定となる。
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